市場型取引市場とは

市場型取引市場とは、資金の取引である金融取引が行われることにより、資金の需要と供給が調整される市場であり、その中においても、市場に対して一定の取引のルールが設けられ、その中で不特定多数の売り手側と買い手側が、競り合いを行いながら取引を整理すさせていく市場になります。

こうした市場型取引市場で、わたしたちがよく知っているものでは、企業などが経営や事業の運営などに必要な資金を広く募るために発行する、株式を取り扱った株式市場があげられます。

株式の市場には、株券を発行にかかわっている発行市場と、すでに発行済みの株式の売買取引を行っている流通市場があり、わたしたちが株式の売買を行うのは流通市場になります。

この流通市場は証券取引所が開いており、この株式市場において多くの投資家などが株式の売買取引を行っているのです。

証券取引所は、株式の取引をスムーズに行うための市場になり、売り手と買い手がお互いに条件を出し合い、その条件が見合った場合に取引が成立していくことになります。

もし証券所を介さないという事になれば、わたしたち投資家はお互いに自力で売り手と買い手を探すことになり、そこから値段や条件の交渉に入らなくてはならないため、こうした市場取引型市場を利用することにより、円滑に売買取引を成立させることができることになります。

また、この市場型取引市場を利用するメリットはほかにもあり、株式の価格についても、一対一の相対取引の場合では、どちらかにとって一方的に有利な条件での売買取引になってしまう可能性がありますが、市場型取引市場の場合にはこうした事が起こらないのです。

これは、株式市場に対して、同じ売買ルールに則った多くの投資家や企業などが市場に参加していることにより、市場の内部に相互の競争の原理が働くことによります。
取引のルールが同じであるために、売り手側からも買い手側からも、提示される条件は価格や金利など、統一性の取れた条件が出されることになります。

このように売り手と買い手は、それぞれに自分の条件を提示していますので、あまり一方的なバランスの悪い条件には、買い手や売り手が付かないことになり、結果として条件の見直しをすることになり、これによって需要と供給のバランスが保たれることになるため、市場の価格が適正に調整されるのです。

こうした事から、市場取引型市場では株の取引においての公平性が保たれることになり、また同時に、先のとおりに多くの参加者が株式市場で取引を行っているために、その売買が円滑に行うことができるようになっているのです。